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2019年03月09日 アーカイブの検索結果

来週の相場見通し2019/3/9

★弊社の相場見解
3/2に「現状、2/26戻り高値21610円を更新する流れで団子天井は回避される。ドル円相場が111.90円台までの円安波動に転じてくれた事が大きい。米朝首脳会談の決裂を嫌気した売りが一時的にとどまり、日経平均も週間では上昇した。・・・・・  3月期末決算に向けて国内勢が頑張る期間である。薄商いのなか売り方のショートカバーでは無く、現物実需の買いが入るかである。 米中の頑固者同士の覇権争いで生じてきた株安も一先ず短期安定期にはいるか。
 然し、独り勝ちであった米国もISM製造業景況感指数が市場予想を下回ってきた。米中貿易戦争の為に世界的に景気減速は進んでいる。また、中期では10月に日本消費税10%が重く圧し掛かる要因もある。また下値で大量に売っていた外人投資家が高値を本当に買い越してくれるのかという素朴な疑問も今なおある。
頼みは円安とNY高である。来週の週末に米国の雇用統計やベージュブックの公表などがある。引き続き海外要因に一喜一憂とはなりそうだ。7日に予定されているECB理事会およびドラギ総裁の会見は、株式市場にとってポジティブなイベントになると期待できる。EU離脱問題(ブレグジット問題)も未だ解決していない。業種と銘柄の選別を確りして逆張り対応で臨みたい」と掲載した。

 今週は軟調な展開となった。週初4日はNY株高や円安進行を追い風に26週線を更新した。然し、高値警戒感からNY株が反落すると短期利確の動きが強まり、ルネサスやみずほの悪材料に加えて、内閣府が基調判断を下方修正したことも売り材料となった。注目されたECB理事会ではハト派的な内容が示されたものの、世界景気減速懸念が強まり、株式市場は売りで反応。騰勢を強めていた上海株なども下げ、世界株安の様相が強まった。日経平均は週間では577円の下落、週足では4週ぶりに陰線を形成した。

内部環境の需給動向を診る。3/1現在までの最新データが発表された。
機関投資家や外人が運用する裁定買金額合計は3/1現在7258億円で前週比633億円増加。年内最終週の12/26安値18948円を付けた週に5579億円でボトム。1/19に2273億円増加して20600円台まで1650円幅の上昇。20900円台乗せで解消、21000円乗せで増加、21500円乗せで解消、21600円乗せで増加と小まめな売買をしている。
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 個人が運用に利用する 買い残(金額)は3/1現在2兆3692億円で前週比150億円減少。年内最終週の12/26安値18948円を付けた週に3478億円の大量売りで解消。21000円乗せ、21500円乗せて解消。最近では一番少ない水準。個人買いは弱気の状態。
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 個人信用買いの 評価損率は3/1現在13.15%で前週比0.08%改善。12/21に20000円までの押しで19.20%まで悪化。20800円台の戻しで1/25に13.32%まで改善。2/9の20300円台の押し目で15.94%まで悪化して21500円の上げで改善中。
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 信用売り残は3/1現在8766億円で前週比509億円の減少。12/26安値18948円を付けた週に大量売り解消でボトム6539億円を付けて20400円乗せ、20600円乗せ、20800円乗せと徐々に売上り、21000円乗せ、21500円乗せで大量に売り乗せたが21600円乗せで踏んだ状態。
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8日のNYダウは25450ドル22ドル安で、夜間225先物は20850円80円高で引けた。

 現状、週間で2.7%の下落で今年に入ってからの週間下落率は最大となった。弊社上げて強気になるのではなく小まめな利確と枠を空ける必要があるとしてきたが、重要な急所である25日線、75日線、基準線まで割り込んできた。ここで止まらないと昨年10月以降の下降トレンドは未だ終わっていないとの認識となる。下値で大量に売っていた外人投資家が高値を本当に買い越してくれるのかという素朴な疑問も今なおある。
 然し、8日の東証一部の値下がり銘柄が2000銘柄を超え、出来高は16億株でセリングクライマックス状態に近い。昨年も3月や10月、12月に値下がり銘柄が2000を超えたところが底値ボトムとなった経緯がある。
 不思議な現象がある。先物と現物の出来高である。先物出来高3/5ノ11.7万枚、3/6ノ13.5万枚、8日SQ日7.9万枚、現物出来高3/5の11億株、3/6の10億株、8日SQ日の16億株。SQ日に先物・現物共に出来高が増加するのが普通であるが、先物はSQ前に異常に多くSQ日には少ない。現物は正常であるがSQ日8日は現物主導の様であった。情報として某国内機関投資家が3月末は安いと判断して売りヘッジを掛けていたがその対策の思惑があったとの事である。
 海外では12日に英下院でメイ首相の修正欧州連合(EU)離脱案の採決が行われ、ファーウエイへの米刑事訴追に対して中国も米政府を提訴で全面抗争。政治イベントの前後にボラティリティーが高まり乱高下の可能性がある。
 弊社ここから投げ打つのでは無く、突っ込み場面は買い下がり戦略を取りたいと判断している。


★会員ページに上記の具体的な変化と物色銘柄、日経平均の上値、下値の目途と変化日を掲載。そして新規選定銘柄をアップしております。会員の方は閲覧されて下さい。関心のある方で成果が今一つという方はinfo@plrs.jp までご遠慮なくご相談下さい。

★上げて強気になり売却しない。下げて弱気になり目を瞑って相場を冷静に診れない。買い下がる勇気もない。これでは運用成果を上げる事は遠くなる。主に個人が利用する信用買い残と評価損率の動向を診ればこれが判明する。
また、株式相場は過去のテータ確率の記憶と勝負の世界。確率の大きい方に比重を掛けて、確率の低い時は比重を少なくしてリスクを避ける事が長く生き残る術と判断する。
弊社は日々、選定銘柄のフォロー(買いか売りか、持続か)を立会日毎日に掲載・送信しています。

★読者にお知らせ
「来週の相場見通し」は現時点の相場観を本音で記載したものであります。
相場は不安定要素と期待要素のバランスで動いてゆきます。
承知の通り、相場は日々、刻々と変化し生きております。
あのジョージ・ソロスでもそうですが、どんなプロでも百発百中はありません。
ヘッジファンドの売り方、買い方それぞれ長年市場にいられて資金を増やしているのは、相場の見通しが変化した時にその方向に躊躇する事無く考えを改めて修正するという決断をします。これは225先物だけでは無く、個別株でも同様です。
その点、夜間も含めて変化した時はレポートの記載に拘らずにその方向に修正して運用して下さい。
資金枠と心に余裕を持って運用しませんと吹き飛ばされる状態です。欲を張らずに潔い見切り撤退も重要です。ご注意下さい。

日時: 2019年03月09日 07:50